4月10日、シーズリサーチは「第96回 パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を発表しました。この調査は、パチンコホールの経営状況を定期的に調査するもので、3月14日から29日まで実施され、54のホール企業が参加しました。
最新の市場調査によると、過去1ヶ月の収益や売上、粗利などから判断される「全般的業況」は、前回比27.7ポイント良化の23.7ポイントと大幅に回復し、3ヵ月後も現状を維持する見通しとなりました。
全般的業況については、パチンコ、パチスロともに良化していますが、依然としてパチンコはマイナス42.1ポイント(前回比12.6ポイント良化)と厳しく、パチスロ(前回比22.1ポイント良化の46.1ポイント)が牽引している状況です。遊技料金別で見た稼働状況もこれまで同様の傾向が続き、最もポイントが低いのが4円パチンコ(マイナス53.3ポイント)、最もポイントが高いのが20円パチスロ(42.1ポイント)となっています。
また、遊技機購入費の増減差(※遊技機購入費を「増やす」との回答-「減らす」との回答)については、パチンコ、パチスロともに良化の傾向が見られ、「パチンコ新台」はマイナス28.8ポイント(前回比16.7ポイント良化)、 「パチスロ新台」は34.6ポイント(前回比38.2ポイント良化)となっています。