人気シリーズの最新スペックが「進化」し、再び登場します。「CR」最後の覇者となった『真・北斗無双』は、長らくホールでその高いスペック性と演出で人気を博しました。80％のループで半分が2400発のRUSHの破壊力や130回のロングSTによるドキドキワクワク感は、多くのパチンコファンを引き込みました。
初代の圧倒的なパワーから、さまざまなシリーズが生まれました。ミドルタイプが中心ですが、大当り確率のバリエーションがある甘デジやライトミドル、小当りRUSHに高継続タイプなど、『真・北斗無双』は多様性を追求しています。
その中で特に注目されたのが、メインのミドルスペック以外で存在感を発揮した『P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲』です。ジャギを主役に据えたこの作品は、ライトミドルながら81％ループでオール1500発大当りを実現し、多くのファンを魅了しました。
さらに、出玉のスピードも際立ち、大当りに追いつかず連チャン中は出玉が絶えず排出されるという状態が打ち手の心をくすぐりました。
そして今、この『ジャギの逆襲』の正統後継機と言える新機種が登場しました。それが『P真・北斗無双 第4章 下剋上闘』です。
逆襲の下剋上スペック！強力なRUSHで出玉満載！ この機種の主役はなんと無法者。つまり、モブ雑魚キャラのような存在です。端役も端役、映画やドラマで言えばエキストラである。まさに「喧嘩上等」ならぬ「下剋上上等」の精神に、ファンは脱帽することでしょう。
『ジャギの逆襲』のスペックやゲーム性を踏襲しつつ、さまざまなポイントで進化しています。
例えば、大当り後に移行するチャレンジゾーンで引き戻しに挑戦する突破型のゲーム性は、『ジャギの逆襲』では演出こそ3回展開するが中身は時短1回転（神拳ROAD）の一発勝負だったところが、本機では100回転の電サポモード（突破チャレンジ）にスケールアップしています。
出玉性能に寄せた分、突破率が低いため1回転では無理ゲー感が強まっていましたが、今回は100回転とある程度のスパンでチャンレジできるため、期待感がアップし、精神的な負荷も多少は軽減されるはずです。また突破率は約36.6％なので、実際に少しアップしています（神拳ROADは約35％）。
そして注目のRUSH「幻闘無法勝負」は、継続率と10ラウンド約1500発比率が約83.2％となっています。バトルで勝利すれば継続＆1500発は『ジャギの逆襲』と同じ流れですが、その割合が81％からパワーアップしています。
ただし、RUSH終了となる時短なしフラグを引き当てた際は『ジャギの逆襲』がそれでも1500発もらえたのに対し、本機は2ラウンド約220発と大幅に減少。100電サポの突破率やRUSHループ率アップのほかに、直撃フラグ（1500発大当りもアリ）が加わったことが要因でしょう。
主役キャラの選定に行き詰まりそうですが、パチンコ『北斗無双』の別の魅力として活躍し、シリーズ化してほしい一台です。
