「パチンコホールの年末年始ビジネス成功法!ターゲット設定と魅力発信でファンを呼び込め!」
「スマスロ」が好調な一方で、「スマパチ」の稼働がなかなか定着しない状況など、パチンコ市場ではファンの離れが進んでいます。今後ますます競争が激化する中、持続可能なビジネスモデルを築くためには、「ファンの来店動機の増加」と「店舗の魅力をファンに効果的に発信する」ことが求められます。この特集では、それらに貢献する集客・販促ツールなどを一挙にご紹介します。
一年を通して重要な商戦期はいくつかありますが、そのなかでも「年末年始」の重要性は特に高いです。左の図は2023年1月から10月の期間における、パチンコ・パチスロの売上、稼働(アウト)、粗利の推移を示しています。この図を見れば分かる通り、年間を通して業績が伸びるタイミングが「年末年始」になっています。特に今年は、新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けられて以降初めての年末年始となるため、帰省客や旅行客が増加することは必至です。その際、自店を効果的にアピールできれば、2024年のスタートダッシュは文句なしのものになるでしょう。
集客・販促のキーワードは「ターゲット」の設定です。しかし、むやみに何でもやればいいというわけではありません。使用できる予算には限りがあり、何よりも費用対効果を重視したいところです。
「そこで重要なのは『ターゲット』を明確に設定すること。現在は、ヘビーユーザーをターゲットとした集客・販促施策を行っているホールが目立ちます。しかし、そうしたファンは極論、黙っていても来店してくれる。今年の年末年始で重要になるのは、ライトユーザーをいかに自店に呼び込むことができるかという点だと思います」と、業界事情に詳しい㈱PRCの中田藤生代表取締役が語っています。
幸いなことに、年末年始にはエヴァ、バジリスク、魔法少女まどか☆マギカなど、ビッグタイトルが目白押しです。地域性を考慮した上で、こうした魅力を活かし、WEB広告やサイネージなどを駆使した店内装飾を展開していくことが重要です。中田社長は「チャンスはそこかしこに散らばっています。ぜひ掴んで、良いスタートダッシュを切ってほしい」と述べています。
次からは、いますぐ導入・運用可能で、商戦期を成功に導く、強力な販促ツールをご紹介していきます。